民法の連続ドラマにおいて初主演となる浅野忠信に期待が集まる「刑事ゆがみ」。その魅力はキャストだけではありません。

 

原作の漫画をさらに色濃く肉付けする脚本家たちにも注目が集まっています。ドラマの面白さは脚本の面白さにあると言っても過言ではないでしょう。現在の日本を代表する脚本家たちによって書かれるこのドラマは、見どころが満載です。

 

今回は脚本家にスポットを当てながら、刑事ゆがみの面白さの秘密を探ります。

 

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3人の脚本家たちの夢の競演


浅野忠信と神木龍之介の共演で話題になっているフジテレビのドラマ「刑事ゆがみ」の脚本には倉光泰子、大北はるか、藤井清美の3人の女性脚本家がクレジットされています。

 

脚本家・倉光泰子

倉光泰子 脚本作品

ドラマ
「隣のレジの梅木さん」(2014)
「ラヴソング」(2016)
「突然ですが、明日結婚します」(2017)
「刑事ゆがみ」(2017)
「アイ~私と彼女と人工知能~」(2017)
「恋する香港」(2017)

 

倉光泰子は、東京芸大大学院で映像研究脚本領域を学び、2014年の第26回フジテレビヤングシナリオ大賞では「隣りのレジの梅木さん」という作品で大賞を受賞している実力派です。この作品は馬場園梓の主演でドラマ化されています。その他にも2016年のフジテレビの月9ドラマであった「ラブソング」や、2017年に同じくフジテレビの月9ドラマの「突然ですが、明日結婚します」の脚本も手掛けました。

 

脚本家・大北はるか

大北はるか 脚本作品

ドラマ
「テディ・ゴー!」(2015)
「このミステリーがすごい!」(2015)
「好きな人がいること」(2016)
「帝一の國~学生街の喫茶店~」(2017)
「刑事ゆがみ」(2017)

 

大北はるかは、2015年のフジテレビのドラマである「テディゴー」にて脚本家デビューを果たしています。2016年には「好きな人がいること」でフジテレビの月9ドラマに進出します。さらに2017年にはフジテレビのドラマ「帝一の國~学生街の喫茶店~」を書きました。

 

脚本家・藤井清美

藤井清美 脚本作品

ドラマ
「The Last 10 months ~10か月~」(2000)
「平成夫婦茶碗~成田家の人々」(2003)
「すっから母さん」(2003)
「うちはステップファミリー」(2005)
「砂時計」(2007)
「ラブレター」(2008)
「さよなら、アルマ」(2008)
「黒の女教師」(2012)
「TAKE FIVE~俺たちは愛を盗めるか~」(2013)
「ハクバノ王子サマ 純愛適齢期」(2013)
「タイムスパイラル」(2014)
「私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな」(2014)
「相棒 season13」(2013-2014)
「相棒 season14」(2015-2016)
「恋愛時代」(2015)
「ウツボカヅラの夢」(2017)
「刑事ゆがみ」(2017)

映画
「L change the WorLd」(2008)
「引き出しの中のラブレター」(2009)
「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」(2010)
「豆富小僧」(2011)
「るろうに剣心」(2012)
「るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編」(2014)
「ミュージアム」(2016)

 

藤井清美は脚本家でありながら、演出家であることも特徴です。藤井清美は「るろうに剣心」「るろうに剣心京都大火編/伝説の最期編」といった映画作品も手掛けています。さらに数多くのテレビドラマにおいても活躍している脚本家です。
このように、そうそうたる人気ドラマを手掛けてきた3人による脚本は期待するに値すると言えるでしょう。

 

今回はこの3人の脚本家の中から脚本の1番手である『倉光泰子』さんにスポットを当てていきます。

 

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1番手の倉光泰子の描くキャラクター付けに注目


刑事ゆがみの1番手の脚本を担当する倉光泰子は、フジテレビのドラマ部門におけるメインの枠である月9を手掛けている脚本家として知られています。高視聴率を連続で記録している月9ではラブストーリーがメインとなることが多く、脚本家は、女性目線でのラブストーリーが書け、視聴者層に近い感覚を持っていることが求められます。

 

そのため倉光泰子の描き出す世界観は月9枠にぴったりであると言えるでしょう。

 

さらに、倉光泰子は人の心の内面を描き出すのに長け、独特な視点からキャラクターを捉えることも注目すべき点です。人間のちょっとしたことを上手く拾い上げる脚本家としても評価され、今回の刑事ゆがみにおいても脚本家の一人として抜擢されています。

 

倉光泰子の脚本の魅力は何といっても人物のキャラクター付けの細かさにあります。

 

これまで彼女が手掛けた月9作品においても、彼女の脚本らしい人物像が際立って見られました。彼女の作風としては、プロット上には必要のない、なんでもないしぐさが挿入されることがあげられます。そうすることでキャラクターの性格や暮らしぶりまでを想像させてしまう説得力が持たされます。

 

登場人物の話しかたやしぐさに息が吹き込まれることで、画面に登場した瞬間、登場人物同士の関係性までもがさりげなく示されるのです。完成度の高い脚本を書き上げると評判の倉光泰子は、今回の刑事ゆがみにおいても漫画の原作をこえる描写に注目が集まっています。

 

 

倉光泰子の作風はミステリーにもピタリと合う!

 

細やかな描写を得意とする倉光泰子の脚本は、刑事ゆがみのもつミステリー作品としての性質にもピタリとハマっています。

 

すでに放送された第1話では、細やかな性格に肉付けされた新米刑事である羽生という人物が、原作よりも豊かな人間性を持たされて画面に登場しました。そして1シーンや2シーンを見るだけで弓神と羽生の関係性が確かなものとして表現されています。

 

また、倉光泰子のキャラクター付けの細かさがミステリーと合わさることで、事件解決までの伏線としても機能します。

 

犯人の動機や2人の刑事の行動原理までもがリアルに描かれ、どの人物もまるで実世界にいる人物のように動き出しています。そうすることで視聴者の共感を掴み、犯罪を起こした人物や操作に追われる刑事たちの傷や痛みが直接胸に響いてくるのです。

 

さらに、刑事ゆがみの第1話では、ストーリー展開を目的に動かされている人物が1人もいないように感じるのも魅力でしょう。それぞれがしっかりとしたキャラクターを持ち、自身の信念によって行動しているかのように表現されることで、視聴者をドラマの世界に引き込んでいきます。

 

そうできるのが脚本家としての力量であり、いかに脚本家が登場人物に寄り添ってストーリーを展開しているかの証明でもあります。

 

 

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この先の展開にも期待大!

「刑事ゆがみ」は脚本家の魅力が十分に感じられる作品です。

 

しっかりと肉付けされたキャラクターが、息を吹き込まれたかのようにドラマの中で動き出す独特の魅力は、作品の中に引き込まれてしまうかのようなリアルな感覚を与えます。

 

これまで多くの作品を手掛けてきた3人の実力派脚本家たちによる夢の共演は、この先の展開にも期待できると言えるでしょう。

 

 

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