豪華なキャスト陣で、衆議院議員選挙が行われた同時期にスタートしたドラマ「民衆の敵」は注目を集めています。

身近で気になる政治の問題について、知識ゼロの素人主婦が周りの協力を得ながら立ち向かっていくという話はまさに今までにない政治コメディです。

一見難しそうに感じる政治の話も、誰でもわかる、身近な話とともに絡めてわかりやすく、共感を得ながら楽しんで学ぶことができます。民衆の敵において注目すべきポイントを知って、ドラマを楽しみましょう。

 

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40代、高校中退、資格なしの無謀な主婦・佐藤智子が主人公


民衆の敵の主人公の佐藤智子は、夫がフリーターという負担を抱えながらも何とかテレフォンオペレーターの仕事をして家計を支えている、40代で子持ちの主婦です。

しかしある時、会社のルールに納得がいかず、勢い余って退職してしまい夫婦揃って稼ぎがない状況に陥ってしまいました。子供もいるのにどうしようかと考えているとき、とある政治家の汚職問題がニュースになり、気になった智子は調べてみることにしました。

すると、社会では正社員になることが難しいと言われている中で、ひょっとしたら市議会議員になるほうが簡単なのではという考えを持ち始め、思いつきの行動をしてしまう智子はすぐに貯金の50万円をおろし、市議会議員選挙へ立候補することにしました。
ここからは行動あるのみで、選挙に対して知識もなければこれといった資格も持っていない智子でしたが、夫のサポートなども受けながら自力で選挙活動に臨みます。

周りにはライバルと言うにも程遠い候補者達が多くいる中、普通であればあまりにも無謀なチャレンジだと考えますが、こうした状況で戦う智子に徐々に手を差し伸べる人や、取り巻く人達が描く、他人事ではない身近な政治問題を見つめることができる内容です。

 

 

素人目線でバッサリ政治家の固定概念を切っていく姿が爽快!


このドラマの一番の見どころは、何といっても主人公の智子が政治の素人でありながら、誰に対してでもはっきり物事を言い、正義を貫くところです。

無謀な初選挙戦では、智子を陥れようとしたり演説を妨害してくる他の候補者に立ち向かいました。智子自身が感じている、子供を保育園へ預けるための条件、待機児童問題、さらには生活保護など、世の中で問題視されているものの、なかなか改善されない現状について、そんなことは間違っているのだと真っすぐな意見を主張している姿は見ていて気分爽快です。

きっかけは高額報酬というメリットにつられて立候補しながらも、智子なりに考えを持ち、それを必死で偽りなく伝える姿が印象的です。

しかも、周りにはすでに知名度が高く支援者がたくさんいる候補者がいて、その人達の固定概念を突然現れた素人がばっさりと指摘するなんてことは、今まで考えられなかったことです。

そんな智子の熱い姿に、周りの主婦友達は次第に共感し、協力するようになります。政治への意識や考え方、そしてどれだけそれが社会へ影響しているのかという事実を肌で感じることができる内容です。

第一話では見事な演説を見せた智子が、実際に市議会議員となった後、どのような活躍していくのか注目です。

 

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現実の選挙と放映が重なり早くも話題に!!

このドラマの第一話が放送された前日は、衆議院議員総選挙でまさにタイムリーでした。本来であれば、もう一週前にドラマがスタートする予定でしたが、実際の総選挙への影響が考慮され、急遽開始日が遅れることになりました。

もともと想定されていなかった不測の事態ではありますが、話題の中心となっている選挙の時期にこのドラマが始まることはむしろ幸運だと捉えることができますし、滅多にないこのタイミングは奇跡とも言えます。

世間が政治について関心を持っている中、月9のドラマにあまり興味がなかった人も少し見てみようかという気持ちになったり、逆にこのドラマの一話を何となく見ているうちに、少しずつ政治について自分なりの考えが持てるようになったという人もいるはずです。

選挙の次の日の放送であったため、視聴者はつい昨日投票したということになります。記憶が鮮明で、投票のときにどんな願いや期待があったか、もっとここを改善してほしいという思いなど、いろいろ考えた人がこのドラマを見て、よりリアルに自分事のように感じられた人はたくさんいることでしょう。

まさにリアリティ溢れる第一話のスタートを切ったこのドラマの今後の話の展開が期待されています。

 

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まとめ

民衆の敵というタイトルは一見、世の中の人にとって敵が現れてしまうという話なのかと感じる人も多いはずです。もちろん政治に対する考え方は人それぞれなので、智子のような人物が万人受けするとは限りません。

しかし、少なくとも政治に対して何らか自分なりの考えや意見を持ち、行動に移す人が増えると期待できることは事実です。

日常的に見るドラマがきっかけで政治について意識する人が増え、今後の選挙戦で投票率が上がったり、政治についての知識が世間により浸透して投票の質が上がったりすることにつながれば、社会に大きな好影響を与えることになります。

旬の俳優や話題の人物も出演しているため、若い世代でも自然に政治への関心が高まることが理想です。