ドラマ「刑事ゆがみ」は、人気漫画が原作なので、放送前から注目されていたドラマです。いい加減な雰囲気を醸し出しているものの、鋭い洞察力で犯罪者の心を読む天才肌の弓神と、真面目な性格で弓神に振り回される羽生が、バディとして行動します。
刑事ドラマには、シリアス系とコメディ系がありますが、このドラマは、シリアスとコメディの両方の要素が入っています。身近で深いテーマを扱っており、多くのファンの共感を呼んでいます。
放送日程:2017年10月12日~(木) 午後10時~10時54分
出演者:浅野忠信、神木隆之介 他
スタッフ
原作:井浦秀夫『刑事ゆがみ』
脚本:倉光泰子、大北はるか、藤井清美
プロデュース:藤野良太、高田雄貴
演出:西谷弘、加藤裕将、宮木正悟

コメディからシリアスな顔に切り替わる弓神がしびれます!
漫画とドラマで異なる『刑事ゆがみ』の構成と設定
漫画が原作のドラマの場合、原作に忠実に作られることが多いですが、内容が異なるケースもあります。内容が異なる場合、原作のストーリーを少しだけ変えているドラマもあれば、かなり異なる内容となっているドラマもあります。
ドラマ「刑事ゆがみ」は、原作とはかなり違います。原作では、弓神が主役ですが、ドラマでは弓神と羽生の2人が主役となっています。
原作における羽生は、登場シーンが多くありません。さらに、弱くて使えないイメージで描かれているのです。ところが、ドラマでは主役のひとりなので非常に目立ち、正義感に溢れるキャラクター設定になっています。原作では上司のキャラクターの方が印象深いのですが、ドラマでは羽生の印象の方が強いです。
ドラマ「刑事ゆがみ」は、身近な問題がテーマとなっていますが、原作の漫画では大きな事件が描かれています。原作は、全体的にミステリアスな雰囲気があり、弓神が謎を解いていく面白さがあります。
ネット上では、原作はあるものの、ドラマはかなりオリジナル色の強いものになっているという声が多いです。ただ、構成や設定が異なることで、原作を知っている人でも、ドラマとの違いを楽しんで見ることができます。
1話完結スタイルで凸凹バディが事件を解決していく
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— 【公式】刑事ゆがみ〈第8話 11/30〉 (@keiji_yugami) 2017年11月15日
このドラマは、真実を解決するためには法律違反もする適当刑事と、正義感があり、上昇志向もある若い刑事という正反対の刑事2人が、事件を解決していきます。
先輩に鋭いツッコミを入れる若い後輩というのは、これまでのドラマでもありましたが、出演している俳優の個性がよく出ているので、新鮮さを感じると言う声も多いです。
弓神は、いつもダボダボとしたスーツを着て、がに股歩きで道を闊歩する人生をなめているような主人公です。ただ、刑事として必要不可欠な洞察力はあり、優しさもあります。
一方、若い刑事の羽生は、野心があり、ちょっと腹黒さはあるものの、真面目であり、どういうわけか童貞疑惑もあります。刑事ドラマに相応しく、理想のフォームで走る羽生は、女性にも人気があります。
このドラマは、一話完結スタイルのドラマで、毎回豪華キャストが出演するのも見どころのひとつです。ドラマの演出を、数々の大ヒット作品を世に送り出してきた有名監督が担当していることも、話題となっています。
プロデューサーは、自分が見たいと思える刑事ドラマを作ると「刑事ゆがみ」の制作ノートにメモしていました。自分が一緒に仕事をしたいと希望していた俳優に、主役を演じてもらえたことで、目標に近づくことができたと語っています。
普段は全く合わないアウトロー弓神とマジメな羽生のコンビ芸は必見
ありがとうございました😍 pic.twitter.com/rnKDlDrgHx
— 浅野忠信 ASANO TADANOBU (@asano_tadanobu) 2017年11月23日
「刑事ゆがみ」のコンセプトは、刑事ドラマによくあるアクションシーンや謎解きだけでなく、時代性を込めることです。時代性を感じさせる様々な事件を、性格が反対のバディがトラブルに巻き込まれながら解決する姿を、スタイリッシュにユーモラスに描いています。
先輩刑事の弓神は、ひたすらに事件を追いかけて真実にたどり着こうと奮闘します。弓神は、相手が権力を持った議員であっても、地元で敬愛されている教師であっても、凶悪な犯罪者であっても、関係なく追及します。弓神は、刑事らしくない軽い雰囲気で人々に近づき、話を引き出します。違法捜査も多く、独自の推理力を展開します。
相棒の羽生は、新米刑事であり、犯人を捕まえて点数を上げ、出世を目論んでいます。そんな羽生にとって、弓神は、煙たい存在でもあります。ドラマは、誰にでも起こりうる身近な犯罪をテーマにしており、事件の解決だけでなく、事件に隠された人間ドラマも丁寧に描き出しています。
羽生役を演じているのは、数々の映画賞を受賞した実力派俳優の神木隆之介さんです。声優アワードでも主演男優賞を受賞しており、高い評価を受けています。その彼が演じる真面目な羽生と、アウトローな弓神とのデコボコなコンビが、大きな話題となっています。
弓神役を演じた浅野忠信さん
⇒浅野忠信を徹底解明!!演技力は評価されている?
羽生役を演じた神木隆之介さん
⇒神木隆之介の演技の評価は上手いと絶賛!!〇〇は下手という評価も・・・
まとめ
刑事ドラマはバディものが多いですが、「刑事ゆがみ」は、一味違ったバディものとなっています。有名俳優がちょい役で出てくるなど、主役以外の出演者を見るのが楽しみだと言うファンも多いです。
ドラマの展開もスピーディーで、リズムよく話が展開します。キャラクター設定がしっかりとしており、弓神と羽生のキャラクターの対比がはっきりと出ています。
最近は、ドラマが放送される前から、SNSが活用されていますが、「刑事ゆがみ」でも、SNSが上手に活用されています。投稿数も多く、ファンを喜ばせています。ドラマの内容は、原作と違いがあるものの、コミカルに人間の内面を描く原作者の世界をしっかりと踏襲しており、原作のファンも十分に楽しめる内容となっています。
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